片側顔面痙攣の手術当日

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片側顔面痙攣の手術当日。

ついにこの日がやってきました。

食事は絶食。

朝の6時から静脈注射をしたのですが、看護師が経験不足だったのか、緊張していたのか、注射が苦手な人だったのか、なかなか刺入できず数回も針を刺す結果になりました。

母は「なかなか点滴が入らないでね~~。若い看護師さんだったから緊張したんだね~。なんかお母さんの血管は曲がってて刺すのが難しいみたいなことを言ってたよ」と笑って私たちに説明しました。

強いな母…。

それに対して看護師の資格を持つ叔母は「こんな立派な血管なんだから1回でピシッと刺さないと!」と不満をあらわにしていましたが…。

その感情は、身内だから仕方が無いですよね。

手術当日

手術当日は父、長男、次男、私、叔母2人が付き添ったのですが、母の口数はいつも以上に少ない。

周囲は手術に対する不安を与えないようにニュースの話や天気の話などのとりとめも無い話をしていました。

トイレに行ってパンツを履き替えてストレッチャーに乗せられて9時に手術室へ。

母親に「頑張ってね」と皆が声をかけました。

「眠っている間に終わるよ」と私は声をかけました。

ただ待つだけです

待合室に待機していると手術の終わる時間、面会に関しての注意点などが説明されました。

手術時間は3時間くらいと聞いていたのですが、1時を過ぎても出てこない…。

手術室に入ったのが9時。

すでに4時間が経過している。

「手術室に入ったのは9時だけど手術のための麻酔をしたり挿管をしたり、切開する右耳の後ろの髪の毛をそったり、おしっこを出すための管(バルーンカテーテル)を留置したり、モニターを装着したり、マスクをしたりなどの時間を考慮したとしても約1時間なのでは?」

「ということはもうそろそろ出てきても良いのでは?」

「なんかあったのか?」

皆がソワソワし出しました。

それから30分後…。

誰も呼びに来ないし何の説明も無い…。

「大丈夫か?」

「うまく進んでいるのか?」

とだんだん不安に押しつぶされそうになりました。

そしてさらに30分後…。

「○○さんのご家族ですね。こちらへどうぞ。」

とICUへ案内されました。

ICUにて

命は大丈夫だった。

まずはそれが一番でした。

そして先生が「分かりますか?」と声をかけると母の口元や頭の動きなどの反応が見られる。

先生が右側から話しかけているから右耳の難聴も無さそうだ。

そして私たちも声をかける。

私は「大変だったね。無事に終わったようだよ。」と声をかけると同時に涙を流してしまいました。

先生から手術は無事に終了したこと、血管と神経を分けるのに少し時間を要したことなどが説明されました。

無事終了。

良かった。

とにかく良かった。

そして一度ICUを出ました。

患者さんの負担になるため長時間の面会は出来るだけ控えてくださいということだったので、2時間後にもう一度見てから帰ることにしました。

2時間後

2時間後にICUに入ると、さっきよりも明らかに顔色が良くなっている母がいました。

声かけに返答も聞かれたので、さらに私たちは安心しました。

そして岐路に着きました。
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